ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。セクハラ・パワハラ・モラハラのない社会へのささやかな一石を投じるために、療養しながら書いています。

自分たちの弱者性を自覚する

日本の社会構造において下層に位置している人達は大多数を占めています。

2019年現在、非正規は全体の約4割です。

私などは、下層の中でも底辺に位置し、これは私の希望にかかわらず、状況的な事実です。(客観的命題)

そのことへの自覚に対して、「そんなことないよ!自分を卑下するのは 云々」などと励ましで否定する人がいます。

 

私は、自分が社会的底辺に位置することを自覚はしているものの、卑下したことはないです。(主観的命題)

誰も、社会構造の中で弱者の位置にいたい人はいない。でも自分の希望にかかわらず、多数派がそこに位置づいている。

 

私はそういった類のプライドがもともとないのですが、自分たちの弱者性を自覚さえしようとしない人達がたくさんいます。

 

ブリヂストン甘木工場材料試験室でもそのことを思っていました。

そこには管理職は誰もおらず、主務者以下、ブリヂストンヒエラルキーでは

下層に位置づけられた工場内作業員(Line Worker)でした。

(私と手嶋さんだけは障がい者の非正規で、下層の中での最底辺ですが、他の人達は正社員のLine workerでした。)

私がいた1年だけでも、工場労働者への、本事務所の人達(タイヤ製造をしないデスクワーカー、

とくに労務課の人、ホップステップの転勤族たち)からの見下しには強烈に感じました。

謎のヒエラルキーが存在し、同じことを言ってる人達が工場内にもいました。

そのおかしさに気づかない人達は当然のように、特権意識や上から目線、時には管理者きどり(庶務の年配女性)を垂れ流していました。

竹下さんは、自分が置かれた立場に自覚なく、材料試験室内で我が物顔で他の労働者に対して威張り散らしていました。

     

彼は、材料試験室という管理職の目の届かない所で、他の人達を威圧して強烈な上下関係をつくりあげて

弱い者いじめと自分の権力(彼が必死ででっちあげてる錯覚なんですが)の強化に明け暮れていました。

私と手嶋さんだけは障がい者の非正規で実質、圧倒的に弱い立場ですが

それ以外の試験室の人達に立場の高低はないはずなのに彼がなぜか偉いという妄想を

周囲に対してごり押しし、周囲も彼になびいて従っていました。

 

自分の弱者性に気づかない人達は、同じ立場であっても仲間関係になれない

それどころかその下層の中で更なる上下関係、優劣関係を作っていきます。

 

私は、説明はできないけど、こういう竹下さんを見ていると恥ずかしくなっていました。

 

弱い立場に置かれていることを自覚して、みんなで仲間になることからだと思うんです。

頼まれもしないのに自ら、さらにおかしなヒエラルキーを作ってハラスメントの限りを尽くして抑圧する。

 

そういう幼稚な愚かさが、利用されているのだと思います。仲間になって団結されては困る人達から。

           

            の材料試験室の日常光景  
 ←tuuka omae nanisama dayo

 

  ←そんな竹下さんを全面的に擁護した管理職

 

悪質な管理者は、愚かしさを歓迎し、良識を迫害する。

 

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プライドがあって自分の弱者性を認めたくないのかもしれないですが(私には全くないのでわかりません)

そのことは恥ずべきことじゃないし 卑下することじゃない 

自分の立場を自覚しないで威張り散らすことこそ卑しいし醜いと思います。

 

日本の多数派を占める社会的下層に位置する人達が、仲間となって団結していくことから始まるのだと思います。

底辺同士でヒエラルキー作ってどうするんですか 悪質な管理者の思うつぼです。

仲間で団結する そんな社会にシフトして行きたいです。



             

    

 

 

 #弱者性を自覚する  #分断と連帯