ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。セクハラ・パワハラ・モラハラのない社会へのささやかな一石を投じるために、療養しながら書いています。

ハラスメント被害者の迎合

私は、特性のせいか、これはあまりしないですが

ハラスメント被害者はえてして、加害者に迎合します。

 

相手が自分より立場やその集団での優位性が上で、自分が下で、セクハラ、パワハラなどの被害に遭っている人達は加害者に迎合します。

 

私は、特性の他に、家族や友人たちとの出会いに恵まれたようで、卑屈な感情はあまりもってないように思っていて(わからないけど)、おかしいと思うことに加担したりできない方ですが自己肯定感、自尊心が低い被害者は、迎合します。加害者に媚び諂い、忖度します。

 

このことは、被害当事者、支援者や専門家の間では周知され常識となっている自明のことです。私の仲間たちにも自明のことで、「弱者のふるまい」と呼ばれています。(関連:「心を持ってはいけない」と学習したブリヂストン甘木工場品質保証課でもその様子を毎日見ていました。

 

しかし、それをもって「関係は良好だ」と事実を歪曲して否認することがまかり通っています。

  

とても「闇が深い」「根が深い」現象を、「関係に問題はない」と何も起きていないと否認して帰着させる人達の感受性の鈍さを思いますが、責任者がそれを行いますので、わかっていても、責任逃れの保身のためにそう言って否認している というのが実態だと思います。

 

自尊心がひどく低くてハラスメント加害者に迎合する人は、その技を磨きあげます。

従順を絵に描いたように敬礼的に迎合するのではなく、親しげに、笑顔で、低俗ぶって、フランクな関係を積極的に装っての迎合もよく見られます。

「うんうん」「だよね~」「まじすか」「違う違う!」「ちょっとちょっと!」「待って!」などと、ため口で良好なを関係を演出するなど、頼まれもせずに、害者のパワハラの完全なる隠蔽を自発的にほう助します。一生懸命、TVのいじられ芸人のように振る舞ったりします。その、自発的隷従の様には色々なことを思います。

(参照:ハラスメント被害者の迎合③

 

陰で強要されていたり、強要にならないように巧妙に忖度させられている場合もあります。巧妙な場合、加害者は「しろとは言っていない」などといくらでも逃げます。ブリヂストン吉田太一さんがそうだったように。

(参照:コンプライアンスに訴えることをギャグにする加害者たち

 

ある女性は、痛々しい程に頑張って加害者に迎合、隷従していらっしゃいましたがその後自死されました。でも、その動画とかを引き合いに出して

「とてもいい感じであり、遺族の訴えと食い違う」「このどこがハラスメント被害者?」「ため口なんですけど」などと言って、

ハラスメントを否認する声が加害者や、安易な人達、粗末な判定者によってあがります。

他の従業員によると、常日頃暴言を吐かれていたが、写真を撮影するときだけは「笑え」と言われていたそうです。いわんや、動画をや。もし、動画の時笑わなくて「だって、写真を撮影するときだけはって…」と言ったら「アスぺか」「とんでもない無能」となるでしょう。(私は自閉症spです)

 

また、その方が「毒親育ち」であることを自ら書いている記事を持ってきて、これを報道しない新聞社を責めたりされました。その人が、「毒親育ち」なのが、パワハラ自殺事件を否定するものだという論理です。一体、この国に、親との関係がつつがなく良好な人が、どれくらいの割合でいるのでしょうか。私は、随分恵まれていると思っています。「色々ある」とは思うし言うけれど、友達も羨ましがります。親を交換してって。私の親は、ブリヂストンの澤田CSR推進課長に向けられた「雇ってもらっているという意識をもって欲しい」との言葉に唖然として憤りを感じていました。

 

子どもをプールに連れて行くのでまた続きを書きます。 ⇒ハラスメント被害者の迎合② 

 

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(関連:ブリヂストン彦根工場パワハラ事件

 

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