ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。セクハラ・パワハラ・モラハラのない社会へのささやかな一石を投じるために、療養しながら書いています。

御用組合:company-controlled union

日本の大企業には組合があるが、その多くは御用組合であり、労働者の為ではなく企業の為、資本の為に機能している。本来の労働組合とは、逆に機能している。

組合の役員をすることは、企業での出世にコミットしているため、それを目的に労組の役員を買って出る人達がいる。えんじ色のハチマキを額に結んだり、労組って書いた腕章をはめたりして…… 労組が自分の社内でのステップアップに利用されている。

 

ということを、目覚めゆく広場――15M運動の一年の監督ジョルディさんに伝えました。

耐え難いくらいに醜い現象だと思います。なんて情けない骨抜き組合なのだろう… 

 

ブリヂストンもまさに、御用組合でした。正社員は問答無用で組合員となり、組合費は給与自動天引きです。

        

猛烈なパワハラの加害者のこの人達も、労組員でした。正社員は強制加入ですから…

 

法に則って、会社が労働者に当然支払うべき金を、労働者の給与から強制天引きした組合費でまかなうなどしていました。

しかも、その法に定められた義務として支払われるべき金を、非常に恩着せがましく扱っていました… 労働者から搾取した金を使っているのに…

これには、おかしいと言ってる社員がいましたが、陰で言うだけで、正々堂々とは言われません。

タイヤ部門世界シェアNo.1という程莫大な利益を上げているのに…そこからではなく、労働者の給与から出させる…

せこすぎる、「世界的なコンプライアンスCSRリーディングカンパニー」ブリヂストンです。

 

御用組合の説明は伝わったけど、次回からもっと上手に伝えたいと思い、調べました。

御用組合company-controlled union , company-dominated union 

ビンゴな単語です。次からは使えます。

 

カタルーニャから来た労働運動の活動家、ジャーナリストであるジョルディさんは、「なんのためにそういう組合は存在する?」と即座に言いました。

これに答えるのは俄かには難しい。”To controll workers ”  とリーダーが言ってました。はい、そうです。

 

御用組合は、他国にもあるのかも知れませんが、いかにも日本らしい、It's very Japan な存在だと思います。

明確な理念によって存在しているものが、本来の目的、機能を失うだけでなく、逆機能して逆の目的を果たしている。

これは御用組合に限ったことではない。

こうやって、労働者は、日本人は、真綿で首を絞めつけられながら、飼い馴らされているのです…

 

   へし曲げられた感覚

  コントロールされ失われてしまった自然な感覚

 

そしてそれを節操なく可能にし続けている温床の構成因子が、日本の雑居的無秩序性だと私は思います。

この気持ちの悪い現象を説明できれば、日本の惨状を海外の人に効果的に理解してもらえます。

また海外の人にこれを説明することで、自分自身も、今いる日本がどんな国かをより明確に理解することができます。

 

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   ありのままの感覚 

 

#御用組合  #company-controlledUnion  #company-dominatedUnion  #出世の為に組合役員になる