ブリヂストンA工場で働いて、私が見たもの、私がしたこと、私に起きたことを発信します。セクハラ・パワハラ・モラハラのない社会へのささやかな一石を投じるために、療養しながら書いています。

私の症状

今私はPTSD、うつ、強迫性障害睡眠障害、動悸、頭痛といった心身症状を抱えて生活しています。

家のことができなくなり、以前まで得意だった作業さえできなくなってしまいました。

パワハラは、傷害罪にもなりうるそうですが、被害者として共感します。

肉体的ではないけれど、心への暴力です。心を思いっきりぶん殴られたような感じです。

毎日おびただしい数のフラッシュバックが起きて、なにも手につかなくなります。何度も何度も思い出して追体験するのです。ちょっとしたことがトリガー(引き金)となり、思い出し、胸がドキドキして手が止まってしまいます。

タイヤ会社A工場に入社するとすぐに、品質保証課の庶務の石毛さんという女性に、住所録に追加登録するため、住所を教えることを要求されました。「ご協力お願いします」と狐さんからも言われ、入りたての私には断ることができずに教え、住所録に登録されました。これは、工場内の誰もが会社のPC上で見ることができます。従業員のマンション住所○号室、家の住所をです。今までの社会人経験から、こんなことが行われているのはこの会社が初めてです。新しく入社して、念押しつきで要求されて拒否できる人はどれくらいいるでしょうか。

このことが、私の現在の症状と大いに関係しています。

私の家は公道沿いにあり、その道はある方面からA工場に車通勤する人達の多くが通る道です。もちろん別のルートもありますが、この公道を通ることは自然です。

つまり、タイヤ工場の人達がここを通るということが、私のフラッシュバック、トラウマを深刻化させました。私は、タイヤ工場の日勤の朝夕の通勤時間帯、非交代制の労働者の各通勤時間帯に、外に出るのを避け、窓から外を見るのも避け、道路沿いの部屋はカーテンを開けられなくなりました。カーテンは従来のパステルカラーのものから、内と外をしっかり分ける重厚な感じのものに買い替えました。選ぶ時も細心の配慮を総動員して色や柄を選びました。タイヤ工場を思い出させる刺激から、守られている遮断している感じにしたかったのです。窓から外の景色を見るのは好きだったのですが、それが恐怖に変わりました。もし通勤時間帯に車を見たら、胸がドキドキしていました。色んな部屋がこの道路に面しているのですが、そこを使う度に、車の音や振動がするたび、ライトがこちらの窓を照らすたびに、フラッシュバックが起こりました。

竹目さんが乗っていたハリアーという黒い車、特にあの金色のエンブレムを見るとフラッシュバックが起き、吉太課長が出身と言っていた北九州という文字や音声を聞いただけで動悸がしたり、北九州を連想するあらゆる言葉(例えば八幡など)だけでも動悸がします。子どもと一緒に行こうと思っていた所が北九州にあるので、私とは行くことはこの先ないと思います。吉太さんの声を、思い出すだけでも動悸、頭痛がします。

工場のあるA市は隣町で私にとっては地元で、庭のように行き来していた町ですが、もうその町に行くのが辛くて回避するようにしています。仕事帰りに行っていた店、スーパーにも行けなくなりました。タイヤ工場に単身赴任で来ている転勤族がよく訪れると聞いていたスーパーは特に敬遠しています。もし出会ったら、胸の動悸が止まらないでしょう。

そのタイヤ会社の看板を見ても(大企業であるため至る所にあります)、職場の登場人物と同じ苗字の看板(転勤族以外は地元民なので、地元姓であるためしょっちゅうあります。竹目病院、狐医院など、次々にあり目を背けていました)を見てもフラッシュバックが起きます。私にとって特に関係ない従業員の苗字でさえ、関係性の薄い人の住んでいる市の名前でさえ、タイヤ会社を思い出してフラッシュバックが起きます。フラッシュバックは、自分に強い苦痛を与えた人を連想させるものだけでなく、その苦痛を経験させられた会社にいた人でも、そこで出会ったいい人でも、その会社とリンクする以上、トリガーとなり、起きてしまいます。私にやさしくしてくれた人から貰った物も、人にあげました。

完全に私物であるはずのハンドタオル、口紅、キーホルダー、手帳、髪留め等も、安心するために握っていたふわふわの掌サイズのぬいぐるみも、このタイヤ工場に持って行っていたあらゆる物がフラッシュバックのトリガーとなるため、目につかない場所に封印しました。手帳などは特に無理で新しく買い直しました。在職中、朝夕聴いて活力となっていたはずの音楽(大好きなチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲、モーツァルトのバイオリン二重奏、ベートーベンのピアノトリオなど)も聴けなくなりました。=タイヤ会社とリンクしてしまっているからです。

私の生活すべてが、変わってしまいました。

昔から好きだった身近な景色、愛着のあった場所が、恐怖の対象に変わってしまいました。出世のステップとして2年程いるだけの人達によって、私の好きな景色、庭のように行き来していた場所が、こんなに一変してしまったことが、私の大きな哀しみの理由です。

不安が強く、何事も慎重に完璧を目指してやる強迫性障害の症状が出ています。自分ではどうすることもできない強迫的な不安です。


〈※プライバシーの侵害に関連してですが、セクハラ事件をうけて、私は相談した本社コンプライアンス窓口から、手帳への記載を確認したいと求められ、画像を提出しました。抵抗がありましたが、証拠の為に出しました。見られたくない箇所は、隠す加工をしました。後でわかったのですが、その画像を、私に無断で澤介労務CSR推進)課長が見ていました。吉太課長も見たのではないかと思います。コンプライアンス窓口は、私の許可していない相手に勝手に私の手帳を見せました。そしてセクハラ事件は澤介労務課長にも、コンプライアンス窓口にも否認され、加害者の竹目さんには擁護されなんの処分もありませんでした。私が言いがかりをこじつけられて辞めさせられました。しかもその中には、吉田課長が作成した嘘までありました。私が彼を怒鳴りつけたそうです。〉

 

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